「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。
テーマは「1ヶ月半でユーザー数が100万ずつ伸び続けているワケ」。
CEOのFred @preface 、PRのSteve @ShinyaWatanabe_ で話しました!
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(02:38〜)
そろそろ4,000万ユーザー数を突破……!
Steve さて、今日話すテーマなんですが、実は、そろそろTimeTreeの登録ユーザー数、ダウンロード数が4000万を超えようとしてるんですね。っていう、割かし節目なタイミングでもあるので、そういうものに関連したテーマで、TimeTreeが今までユーザーさんを、使ってくれてるユーザーさんを増やしていった過程をちょっと振り返ってみたいと思っています。
Fred はい。
Steve で、今、これ録っているのが7月15日なんですけど、今月末頃には、4000万を超えるかもしれないというところで。TimeTreeでは毎回、ユーザーさんの数っていうのはウォッチしていて、100万単位ぐらいですかね、みんなで、お、3900万超えたとかっていうのを社内で盛り上がってるんですね。
Fred おめでとうってね、わーってね。
Steve で、恒例としては、国の人口に例えるとかもやってたりして。カナダを超えたぞ、とかですね。その4000万ユーザーをもうそろそろ突破するんですが、実はあんまり今、今々では、マーケティングとか何か大きなプロモーションとかをやっていないのに、コンスタントにユーザーさんは増えていると。どのくらいのスピードで増えていったりとかっていうのは、参考に何か紹介できたりするんですか。
Fred 今、大体1カ月半くらいで、100万ユーザー様ぐらいは、コンスタントに増えてますね。
Steve 100万人っていうことではなくて、100万ダウンロードってことなんですけど。結構、アプリ業界では珍しい、多い数字だとは思いますよね。
Fred 今、プロモーションしてない状態でこのペースっていうのは、なかなかありがたい話ですね。
Steve で、これを聞いている方も多分、何でコンスタントに増えていってるんだろうっていうのは疑問に思う方もいるのかもしれないんですけど。種明かしというとあれですけど、なぜ、マーケティング施策、特にしてないのにコンスタントに増えているのかっていう、その要因をちょっと紹介してみたいなと思ってます。
ユーザー数が増え続けているワケはサービスの作り方にあった!?
Fred まずベース、基本的な情報としてアプリの性質っていうのはあると思うんですよね。カレンダーシェアアプリ、シェアなので1人で使う方っていうのはほとんどいない。だから、誰か使いたいと思った人は、誰かほかの人と一緒に使うわけですね。
なので、インストールしたら、これ一緒に使おうよって誘ってくれるので、もう1人ユーザーさんが増えると。で、もしかしたら1人だけじゃなくて、みんなで使おうよってこともあるので、たくさん招待されてユーザーさんが増えるみたいな。こういう、人が人を呼ぶ構造になってるっていうのが、安定してダウンロード数増える要素になってますと。
で、最初の頃って、カレンダーシェアアプリみたいな共有するカレンダーっていうの、そんなメジャーな概念じゃないし、カレンダーって1人用のツールってイメージが多いから、最初の頃は、やっぱり1人で使う方っていうのもそこそこいたりとか、1人で使う目的でインストールする方とかも結構いたりしたんですけど。
で、そういう1人用の要望っていうのもたくさんあったりしたんですけど、何もかも僕らもできないので、より共有を便利にするようにっていうふうに絞ってって。なので、もう利用を開始すると、すぐ共有する流れになってたりとかでも迷わなくなってたりで、より、さっきの招待とか、一緒に使おうっていうのが機能しやすくなってるのかなっていうのがあります。
Steve TimeTreeをリリースする前に、そこら辺の算段もあったんですか。
Fred そうですね。もう共有のために。もともと、予定って相手がいるのに1人用のツールだけだとちょっと不便だねっていうコンセプトだったから、とにかく、共有とコミュニケーションを元にカレンダーデザインしたらどうなるかなっていう考えだったんで、共有をメインにっていうのは元からですね。
Steve ここは狙いどおりにはまり、多くのユーザーさんに使っていただけるようになったと。
Fred そうですね、それがベースにあって。だから、何かで紹介されたりして新規ユーザーさんが、ばんって増えることあるんですけど、そのあと、あんまりまた元の状態に戻るっていうのがあんまなくって、増えた状態から、またそこで人が人を呼びっていうので、安定しやすいっていうのは性質としてありますね。
Steve 共有に特化して、共有しやすいように振り切ったサービスだったっていうのは、結構大きな要因だったんですね。
Fred そうですね。それが基本的なベースとしてあって、そっからさらに伸ばすにはどうしたらっていうのは、TimeTree、カレンダー、たくさん作れるんですよね。1個だけじゃないので。
なので、最初は家族で使い始めたとか、最初はカップルで使い始めたとかで、パートナーとだけ共有してるとかっていう状態から、カレンダー、ほかにも作れるので、趣味の草野球チームでとか、使ってもらえば使ってもらうほど、また新しく一緒に使おうよっていう人たちが招待されていくってなってます。
だから、いろんな使い方を知ってもらって、それいいな、うちでもやってみようとか思ってもらうっていうのはすごい大事なので、いろんな使い方を紹介するっていうのも地道にずっとやってきていますね。
Steve そうですね。TimeTreeのウェブサイトにも、事例と使い方っていうところに、家族とかカップルの皆さんとか、職場でご利用されてる方々の事例を紹介していたりとかですね。
Fred そうですね。
Steve 最近この事例集も新しくリニューアルして、結構、細かくマニアックな使い方も紹介するようになりまして。
リニューアルした事例集「みんなの使い方」 https://usages.timetreeapp.com/ja
Fred その使い方も、何か僕らが想像で、こんなふうに使うと便利ですよっていうよりも、もう実際使ってる方々の、実際の事例っていうのを紹介するように努めてて。日々、僕らすごいエゴサしてるんですけど(笑)。
Twitterとかで面白い使い方紹介してくれる方とか見つけたら、ちょっとお話聞かせてくださいって。で、紹介さしてください、記事にさしてくださいとかってやって。で、いろんな使い方を集めて紹介しているという感じですね。
Steve SNSには、主にTwitterですけど、張りついてますよね。
Fred 息を吐くように、エゴサするよっていうことは。
Steve そう。吐くようにエゴサして、もう見つけたらすぐに声かけてとか、今でも普通にやってますよ。
想像もしなかったような面白いカレンダーの使い方がたくさん
Fred 何か、想像もしなかったような使い方っていうのがいっぱい。
Steve ありますよね。
Fred ありますよね。
Steve 何か、やっぱその辺も、TimeTreeで使い方をあまり狭く限定しないツールというか、遊びがある、余白があるみたいなところも大きいんでしょうね。
Fred そこも気をつけてきたつもりですね。ここ、家族ユーザーさんがすごい多いっていうのは事実で、で、外にマーケティングっていう観点では、家族で使うと便利ですよっていうふうに絞ってメッセージ作ってきたんですけど。
でも、じゃあプロダクトに、家族専用の機能を入れるかっていうと、そういうことはせずに、外向けのメッセージで、こう使うと便利ですよは家族に絞ったけど、プロダクトは自由にいろんな使い方ができるようにっていうふうにやってきたつもりですね。
Steve そうですね。
Fred 何か面白い使い方、最初思いつかなかった、僕らは思いつかなかったような使い方っていうと、eスポーツっていっていいのかな、オンラインゲームの、今、皆さんチーム組んで大会とかに参加してってやってらっしゃるみたいで、そういうチームの運営、どの大会にチームの誰が出るみたいな、その運営に使ってくださってたりとか。
Steve そうですよ。
Fred Twitterでよく募集してますよね、とか。
Steve eスポーツチームの方が使ってくれてるのはもちろんですけど、ゲーム名出していいのかな?
Fred いいじゃん。
Steve 荒野行動の、クランっていうんですかね、チームでよく使っていただいてます。これはeスポーツチームというよりは、皆さん、趣味とか遊びでオンラインでつながった方々の予定調整。
Fred まあ草野球みたいなものなんでしょうね。eスポーツがプロ野球だとしたら、そのプロチームと別としたら。
とか、推し活。最近、話題の推し活で、同じ推しの方々がTwitterとかで集まって、で、推しの方の活動の予定とか記録とかをカレンダーにまとめて、みんなで追っかけるっていうのとかもね、結構。
Steve そこもエゴサしてるといっぱい出てきますけど、ものすごい熱量ですよね。
Fred そうですね。それも結構、何か、増えてきたというか、割と一般的なTimeTreeの使い方なのかなって感じですね。
Steve 好きなタレントさんだったり、歌手とかアーティスト、芸人さんとかもできるんですね。
Fred うん、そうですね。何かそういうのを使い方としてアプリ内で紹介さしてもらって。そうすると見た方が、おお、いいな、やってみようってなるっていう流れを作っていきたいなと思って、地道にずっとやってきて、その積み重ねがよい影響を生んでるところがあるのかなっていう感じですね。
Steve ちょっとマニアックなところで言うと、鉄道ファンの方々もご利用になるんですね。
Fred はいはい。何か、時刻表に載ってないけど新しい列車が試運転するとか、そういうのって何か読める、ですかね、読めるらしくて、そういう運行情報を共有してらっしゃる鉄道ファンの方とかね。いや、本当、知らない世界の勉強になります。
Steve そうですね。ちなみに、Fredは今、TimeTreeにいくつぐらいカレンダー運用してます?
Fred 僕、いっぱいあるけどね。
Steve 会社のもありますもんね。
Fred 会社のもあるし、実家の父とのもあるし。
Steve ああ、そうなんだ。じゃあ、5、6個はあるとか。
Fred カレンダー自体、10個ぐらいある。小学校のやつもある。息子の小学校のパパさん、ママさんが、10人ぐらい集まったカレンダー。そこでクラスの、クラスっていうか学年の行事とか、そういうの全部みんなでコメント欄で相談し合うみたい。この日、給食あるんだっけとか、そういうの。
Steve パパ友、ママ友つながりとか、PTAというか、学校のそういう保護者の集いで使われてるっていうの、結構多いですよね。
Fred うん。
Steve そういう方々に向けてっていうのもあって、最近、予定自体にPDFファイルとか画像ファイルを添付できるような機能って開発したりもしましたし。
Fred そうですね。
Steve あと、最近のリサーチで、何か見つけた面白い使い方とか、
Fred 何かある? あとは記録系。これも昔からありますけど、献立を毎日記録する方とか、そういう記録系とかもありますかね。
Steve いや、本当にありがたいですね。そうやって結構、創意工夫を凝らして、皆さん使っていただいてるので、そういうのをTwitterとかSNS見かけると、結構、運営メンバーは、実は中でめちゃくちゃ喜んでたりしますね。うれしいですね。
Fred ぜひ教えてください!
Steve 教えてほしいですね、いろいろ。じゃあ、ちょっと簡単でしたけど、今回は、マーケティングをしていないのに、今、TimeTreeのユーザーさんがいまだにコンスタントに増えているわけってところで、ちょっと内情をお話ししました。
で、簡単に振り返ると、そのわけって部分で言うと、1個はサービスの作り方自体が共有を前提にしてるっていうところで、ネットワーク効果というんですかね。1人が使い始めると、基本的には何人とも一緒に共有するっていう前提が。というのと、あとは、一つの使い方に限定しない、結構いろんな使い方ができるような設計にしていたと。カレンダー自体。
Fred そうですね。で、そのいろんな使い方を促進するようなコミュニケーション、ずっと育てているっていう感じですかね。
Steve そのあたりで、そんなちょっとからくりがありましたという、今回のお話でした。
Fred はい。
Steve ちょっと次回の、続けて次の放送では、海外の事情についても話してみたいと思うので、乞うご期待ということでよろしくお願いします。
Fred よろしくお願いします。はい。
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