
プレスリリース
2025年3月24日
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」サービス開始10周年記念インフォグラフィックス「数字で見るTimeTreeとTimeTreeユーザーの10年」を公開
世界中の人々の時間を豊かにする株式会社TimeTree株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗)は、自社で運営するカレンダーシェアアプリ「TimeTree」が2025年3月24日にサービス開始10周年を迎えたことを記念し、インフォグラフィックス「数字で見るTimeTreeとTimeTreeユーザーの10年」を公開いたしました。
TimeTree自身の変遷に加え、サービスに登録された予定データから読み取れることをもとに、ユーザーのみなさまとともに歩んだ10年間を振り返ります。
※記事内で使用しているデータは、匿名性を保つために統計的に処理しています
TimeTreeの歴史と予定の変化から見る世の中の10年
まずはTimeTreeの10年間の歴史と、登録された予定から読み取れた世の中のトピックについてまとめてみました。

TimeTreeは2015年3月24日にサービスを開始しました。同年末には「App Store Best of 2015」に選出され、広くアプリを知っていただくきっかけになりました。その後、累計登録ユーザー数は順調に推移し、2018年に1000万人の大台を突破、2024年10月時点で6000万人を突破しています。
日本以外の国・地域では、アメリカ、ドイツ、台湾、イギリス、韓国、フランス、オーストラリアの順に登録ユーザーが多くなっており、200を超える世界中の国と地域で利用されています。
次にユーザーのみなさまが登録した予定データの変化から見えた、この10年の世の中の変遷を振り返ります。

2015年から2019年までの4年間は、お子さんをお持ちの家族ユーザーや恋人同士から始まり、アルバイトや職場、趣味や学校のクラス・部活など、利用シーンの拡大に伴って登録される予定の傾向に変化が出ていたことが読み取れました。
コロナ禍に突入した2020年には「在宅勤務」「出社」「テレワーク」といった働き方の変化が顕著に現れていました。続いて2021年には「ワクチン接種」「PCR検査」などのコロナ対策の予定が増加するとともに、マスク着用が当たり前になったことによる影響でマスクに隠れない「まつ毛パーマ」「ネイル」などの美容予定も急増していました。
その後徐々にコロナ禍が収まり始めた2022年には「歓送迎会」や「会社飲み」など飲み会の予定が回復、2023年には国内旅行予定の復活が顕著になっていました。
2024年に入ると、コロナ禍に関連した変化も落ち着きを見せ、「ピラティス」や「よもぎ蒸し」などの「温活」や健康志向の高まりを感じさせる予定が大きく増加していました。
日常からライフイベントまで、TimeTreeに登録された様々な「大切な時間」
ユーザー数の増加に伴い、予定の登録数も年々増えていきました。2024年11月には累計登録予定数が110億を突破し、10年間で平均すると1秒に36件の新しい予定が増えていることになります。

ここからは、ユーザーのみなさんがTimeTreeに登録した「大切な時間」に関する数字をご紹介します。

TimeTreeには「デート」「誕生日」「記念日」「旅行」などの日常のちょっと特別な予定から、「プロポーズ」「引っ越し」「結婚」「出産」「入学・卒業式」といった、ライフイベントまで、人生のあらゆるイベントが数多く登録されています。
数万〜数千万件にも及ぶこれらの予定は、それぞれのユーザーにとってかけがえのない時間です。その大切な瞬間をカレンダーを通じて支えられることは、私たちTimeTreeにとって大きな誇りです。
テクノロジーと人のやさしさで時間を豊かに、滑らかに。TimeTreeの現在地とこれから
ここまでTimeTreeがユーザーのみなさまと共に歩んできた10年を振り返ってきました。ここからはTimeTreeの現在地と、今後目指していくことについてお伝えします。
TimeTreeは「共有とコミュニケーション」をコンセプトに作られたサービスです。
毎日が目まぐるしく過ぎていく現代。日々の時間を豊かに過ごすためには、自分の周りにいるあらゆる人との協力やコミュニケーションが必須です。
そして、私たちは誰かと予定を共有することは「コミュニケーション」の一つの形だと考えています。
TimeTreeに日々登録される予定の中には、コミュニケーション性が強く感じ取れるものがあり、「絵文字」はそのわかりやすい例です。

例えば、予定名に多く使われる絵文字のTOP10を集計すると、1位の「誕生日ケーキ」の絵文字や2位の「ハートの絵文字」など、予定を共有している相手へのお祝いの気持ちや愛情を感じ取れるものが上位を占めています。
他にも「×」には予定に参加できないこと、「ビール」には飲み会で夕食がいらないことなど、予定を通して相手に伝えたい情報が込められる場合もあります。
こうした予定に関連したコミュニケーション要素を強化するため、2024年12月にはカレンダー上の予定を気持ちに合わせてデコレーションできる「ステッカー機能」、2025年2月にはカレンダー共有相手と思い出の共有ができる「共有アルバム機能」をリリースしました。
どちらの機能もリリースから間もないにもかかわらず、多くの方にお使いいただいています。 今後も、予定を通したコミュニケーションがよりスムーズに行えるサービスを目指してまいります。

さらに、新しい技術によってユーザーのみなさまの毎日を便利に、過ごしやすくすることにも注力しています。
特に世の中を大きく変えつつある「生成AI」の活用は重要なテーマです。
2023年8月には、生成AIが画像データから予定情報を読み取り簡単に予定登録を行える「予定スキャン機能」をリリースし、既に多くのユーザーにご利用いただいております。

今後は、ユーザーのみなさまが過去に登録している予定データとAIを連携し、ユーザー一人ひとりに最適な時間の過ごし方やToDoなどをご提案できるように機能を拡充してまいります。
会社としてのTimeTreeは、サービスより一足早い2024年9月1日に創業10周年を迎えたことを機にコーポレートミッションを『「誘おう」をつくる』に刷新いたしました。
TimeTreeのユーザーの半分以上の方々は、恐らく「このアプリを使ってみよう」と誰かに誘われたことをきっかけにTimeTreeを使い始めてくださった方々だと思います。そして、TimeTreeに登録される予定の多くは誰かが誰かを「誘った結果」生まれています。
明日をちょっとよくしようと、他者を思って想像力を働かせる人。誰かと一緒に生きていくために、愛情を届けようとする人。そうした方々がTimeTreeを通じて、誰かを「より生きやすい未来」に誘いやすくなる。
私たちは、そんな世界の実現に向けて、次の10年もカレンダーシェアアプリ「TimeTree」を進化させてまいります。