
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」(タイムツリー)を運営する株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗)は、「予定」にターゲティングできる広告プラットフォーム「TimeTree Ads」において、生成AIを活用したターゲットオーディエンスの自動生成システムの運用を開始したことをお知らせします。
今回の取り組みについて
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」には、日常にまつわる様々な予定が年間20億件以上も登録されており、累計の登録予定数は120億件(2025年3月時点)を超えています。
TimeTree Adsでは、こうした予定データからセグメントを作成し、ユーザーのモーメントを捉え、ユーザー自身の未来に関係ある情報として広告を届ける「未来行動ターゲティング」をご提供してまいりました。

これまで「未来行動ターゲティング」では、広告主がアプローチしたい生活者のペルソナやライフスタイルなどを人が読み解き、広告配信対象とする「予定」のリストを手動で作成しておりました。しかし、広告でアプローチしたい対象のテーマが抽象的な場合やニッチな場合などに、「予定データ」の持つ文脈を総合的に解釈して広告配信対象を網羅的にリストアップする難易度が高い課題がありました。
今回運用を開始する本システムでは、生成AIの自然言語処理能力を活用することで、従来の手法では見落とされがちだった予定のパターンや文脈をモデルが網羅的に発見し、効果的なターゲティングを安定して実現します。
例えば、「ポイ活や節約に関心がある人にアプローチしたい」といったオーダーに対し、コンテクストに沿った周辺の予定として「ふるさと納税」や「家計簿」、「ポスティング」などを含め最適なターゲットセグメントを自動的に分類・提案することが可能になります。(※挙げた予定は、あくまで一例です)

なお、プライバシー保護の観点から、予定データは匿名性を保つために統計的に処理したもののみを分析しており、個人を特定する情報は一切利用されません。
今後の展開について
今後、様々な広告の配信を通じてデータを蓄積し、ターゲティング精度の改善や活用範囲の拡大など、システムが提供できる価値の最大化を図ってまいります。また、現状本システムは当社内でのみ利用可能となりますが、広告主や広告代理店の方々にもシステムを利用いただく環境を構築することを目指してまいります。
TimeTree Adsについて
TimeTree Adsは、「予定」へのターゲティングとカレンダーサービスならではのUI・UXを活かしたプロモーションを特徴とする広告ソリューションです。
グローバル6,500万以上のユーザーが利用する「TimeTree」に毎日登録されるさまざまな「予定」。TimeTree Adsはカレンダーサービスならではのデータを活用して、ユーザーのこれからの予定や行動にあわせた最適なターゲティングを実現します。
「TimeTree Ads」公式サイト: https://timetreeapp.com/intl/ja/ads
本件に関するお問い合わせ先
下記メールアドレスまでご連絡ください。 ads@timetreeapp.com(TimeTree Ads担当)