TimeTree Peopleはユーザーのみなさんのストーリーを紹介しています。今回は、いちご農場を営まれている佐藤 拓実さんです。
——普段どんなライフスタイルを送っていますか?
いちご農場を経営してますので、陽があるうちは文字通りいちごに追われています。 出張など農場以外での仕事もありますが、どこにいてもいちごの収穫と出荷についての調整を毎日欠かさず行う必要があります。
——いちご農場をはじめられたきっかけは何ですか?
いちご農場は祖父の代から営んでいました。 2011年3月に起った東日本大震災をきっかけに、「いちごの産地として地元を復興させたい」という強い想いから、同じような境遇にあった友人とともに事業を始めました。社名である株式会社 一苺一笑は「一粒のいちごから一人の笑顔を」と願いを込めています。
また、いちごは完熟した状態のものを摘んですぐに食べるというのが一番美味しいので、いちご摘み取り農場も仙台市内に開いています。
——TimeTreeとの出会いや使い始めたきっかけを教えてください。
いちごは傷みが早いので、一般的には店頭に並べる日に合わせて着色する数日前に収穫します。 収穫量と受注量を照らし合わせて行動する必要性があり、さらには当日の収穫分以外に翌日、翌々日に収穫する分量の調整や受注予測もしなければなりません。
これらを簡単に把握でき、かつ複数ある農場との間で担当者ともタイムラグなく情報共有できるツールを探す中でTimeTreeを見つけました。
——TimeTreeをどのように活用くださっていますか?
受注から発送までの管理は全てTimeTreeを活用しています。 リアルタイムで届く通知は大変便利で、選果中に急な追加受注や数量の変更などあった場合にも関係者に通知が届く事で、電話やメールで連絡する以上に早い対応ができます。 また、いちご摘み取り農場での予約用など、用途に合わせて複数のカレンダーを持っています。
——TimeTreeを農場の皆さんと共有してみて変わったことや良かったことはありますか?
スタッフのみんなとTimeTreeで管理することで、一番大事な商品の「鮮度感」が向上したと思います。TimeTreeは、摘みたてのいちごを供給するのに必要なツールそのものですね。
また、みんなに伝わる情報と条件が同じになったので、「言った言わない」という問題や、解釈のズレもなくなりました。
——この先の未来、どんなふうな時間を過ごしていきたいと思っていますか?
農場経営者としては、どこにいても農場の状況を把握できる人になりたい。 一番最適な注文に答えられる農場として、日々の時間管理を追求し、お客様に求められるいちごを提供できるようにしたいです。
自分にとって時間とは「今を楽しむための大事なもの」。時間を積み重ねていく怖さがあるからこそ、もっと有効に活用したい。そう思えるのが、時間だと思っています。
個人的には、世界中のいちご農家について勉強してみたいですね!
自分の時間のほとんどは他のひととの時間です。 家族との時間。同僚との時間。友達との時間。
TimeTree Peopleでは、スタッフがユーザーのみなさまに会いにいき、TimeTreeを通してどんな時間をどんな人と重ねているのか、明日をちょっとよくするためのヒントを取材しています。