TimeTreeはこの度、時間との付き合い方を考えるプロジェクト「Time Design Lab」を立ち上げました。今回は、なぜこのプロジェクトが立ち上がったのかや、プロジェクトの目的、活動内容についてご紹介します。
現代人が抱える「時間」の課題
誰もが共通して持っている、1日24時間の「時間」。私達は限られたこの資源を使いながら、毎日を生きています。
カレンダーシェアサービス「TimeTree」では、時間・予定を「カレンダー」という形式で管理・共有していただくことで、皆さんの生活を豊かにすることを目指してサービスを運営してきました。
ただ、「時間管理・共有で、生活を豊かにする」というのは、なんとなくのイメージは湧くものの、より具体的な言葉にすることが非常に難しいものです。
ある人にとっては、誰にも邪魔されず一人で物思いに耽る時間が「豊かな時間」かもしれませんし、別の人にとっては家族と一緒に過ごす時間が、また別の人にとっては友人と楽しむ時間が「豊かな時間」かもしれません。
このプロジェクトを始めたきっかけは、私達TimeTreeが実現したい「豊かな時間」についてあらためて考え始めたことでした。
”タイムデザイン”という言葉に込めた想いとプロジェクトの活動内容
様々な「時間の在り方」と向き合い、考えを深める中で見えてきたことは、本当に多くの方が日々時間に追われ、効率化や時短の工夫をしながらもなお、時間を切実に求めている状況でした。
時計ブランドのセイコーが実施している「セイコー時間白書」からは、時間の価値に対する世の中の捉え方が読み取れます。
この調査では、調査対象者に自分自身のオンタイムとオフタイムの1時間の価格を値付けしてもらっており、2017年はオンタイム1時間の価値が3,669円、オフタイムが6298円だったのに対し、2022年はオンタイムが4,983円、オフタイムが13,639円と、ここ5年ほどでも時間の価値が高まっていることが分かります。
出典:『セイコー時間白書』
そうした忙しさの中で、時間を管理する「タイムマネジメント」の重要性は広く認識されているように思いますし、TimeTreeというサービスが多くの方にお使いいただけているのも、時間管理の需要が強く世の中にあるからだと思っています。
「タイムデザイン」という言葉は、その時間管理の大元に、人それぞれの「豊かな時間に関する設計図」があってもいいんじゃないか?そんな考えから浮かんだものです。
Time Design Labでは、以下のような活動を通して私達TimeTreeのメンバー自身が、皆様にお届けする「豊かな時間」の在り方や生み出し方について考えを深めていくとともに、活動を通して得た気付きを皆様にお届けしたいと思っています。
「可処分時間の作り方・過ごし方」に関する実態調査・レポート
TimeTreeメンバーによる時間をテーマにしたコラム
様々な分野の有識者の方のインタビュー・対談
このプロジェクトの活動が、皆様が「豊かな時間」を考えるきっかけになれば幸いです。
Time Design Labでは、「タイムデザイン」という時間への向き合い方に基づいて、私達だけでなく様々な企業・団体とコラボレーションして活動していきたいと考えています。
共同での取り組みや情報発信、Time Design Labに関する詳細などについては、以下よりお問い合わせください。
「Time Design Lab」担当:PRチーム 西尾 pr@timetreeapp.com