
プレスリリース
2025年11月5日
株式会社TimeTree、総額約32億円でシリーズFラウンドをクローズ。累計調達額は67億円に到達
SK Telecomをはじめ複数の国内外投資家が参画、AI機能開発と海外展開を加速
株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川泰斗)は、韓国最大手の通信事業者であり、生成AI・AIインフラ・AI半導体など幅広い領域でグローバルに事業を展開するSK Telecom(以下、SKT)をリード投資家とするシリーズFラウンドの最終クローズを実施し、第三者割当増資により約16億円の資金調達を完了しました。
また、本ラウンドにおける既存株主による株式譲渡(セカンダリー取引)を含めた取引総額は約32億円となります。 本件は、2025年9月8日に発表したSK Telecomとの資本業務提携を含むラウンドの最終クローズとなり、TimeTreeはAIを活用した機能開発および海外展開を加速させ、さらなる成長を目指します。
▼SK Telecom社との資本業務提携に関するプレスリリース
シリーズFラウンドの概要
本ラウンドの内訳
第三者割当増資:約16億円
既存株主による株式譲渡(セカンダリー取引):約16億円
引受先
新規投資家
SK Telecom(リード投資家)
Spotlight
既存投資家
Atinum Investment
K2 Investment Partners
Mirae Asset Venture Investment
資金調達の背景
TimeTreeは、グローバルで6,700万を超えるユーザーと、ユーザーが登録した130億件以上の予定データという独自のビジネス資産(※)を活かし、さらなる事業拡大を計画してきました。とりわけ海外展開は重要なテーマであり、2025年1月には初の海外拠点となる TimeTree Korea を設立。韓国をはじめとするアジア市場での事業基盤強化を進めています。
こうした中で、SK TelecomからはTimeTreeが保有する予定データとユーザー基盤を、AIによる新たな価値創造の基盤として評価いただき、AI技術を活用した共同開発の推進に向けて資本業務提携を結ぶ運びとなりました。また、韓国拠点を起点としたグローバル展開の可能性にも共感をいただき、韓国のベンチャーキャピタル各社からも出資を受ける形で、今回のシリーズFラウンドが構成されています。
※予定データ数・登録ユーザー数:2025年9月時点の数値
調達資金の用途と今後の展望
本ラウンドで調達した資金は、下記用途に活用予定です。
AI技術を活用した新機能の開発
国内及び韓国をはじめとする海外でのマーケティング
人材採用と組織強化
これらを通して、情報が溢れる現代社会において、煩雑になりがちな予定管理をより簡便にアップデートしていくとともに、一人ひとりが自身の予定情報を基点に行動を選択することをサポートし、豊かな時間を過ごせるよう支援していきます。
株式会社TimeTree概要
会社名:株式会社TimeTree
所在地:東京都新宿区西新宿六丁目18番1号住友不動産新宿セントラルパークタワー18階
代表者:代表取締役社長 深川泰斗
設立:2014年9月
事業内容:カレンダーシェアアプリ「TimeTree」の開発・運営
