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2021年7月6日

Androidチーム解体新書——TimeTreeラヂオ vol.015

TimeTreeラヂオポッドキャスト

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。

今回のテーマは「Androidチーム解体新書」。この3人で話しました!

  • Androidエンジニア 和田(Andy @wada811

  • バックエンド エンジニア 大政(Justin @_eurk

  • ブランド コミュニケーション 渡部(Steve @ShinyaWatanabe_

ラヂオを聴く👂🏻 https://open.spotify.com/episode/3gRyjlnbKiaxTlyYvOvavy

ラヂオを読む📝 配信の内容を文章でお読みになりたい方はこのままお進みください!


(01:52〜)

それぞれから見たAndroidチーム

Steve AndyからみたAndroidチームってどんなチームですか?

Andy 結構独特という感じの印象があります(笑)。僕が入ったときもだいたいそんな話を聞かされて。入ってみてもやっぱり独特なチームな気もしています。

Steve どんなところが独特なんでしょうか?

Andy プロフェッショナルが集まったチームですよ(笑)!

Steve Justinからみてどんなチームに見えます?

Justin ひとりひとりの個性が際立っていて、戦隊モノのレッド、ブルー、グリーンみたいな、そういうメンバーがそれぞれいてひとつのチームでまとまっているみたいな感じ。あと国際色豊か。台湾出身のメンバーや韓国出身のメンバーがいて、みんな日本語でコミュニケーションはしてますけど色々なバックグラウンドを持った人たちが集まっている印象ですね。

Steve 僕から見ると……戦隊モノは戦隊モノなんですけど、全員レッドみたいな(笑)。全員エースみたいな感じがすごいする。あと、iOSチームよりもより筋肉質ですよね。ゴツいですよね。

Justin 身体の大きさの話ですか?(笑)

Steve OSの違いでこんなに個性がバラバラになるのかってくらいチーム色が出てますよね。Androidチームのメンバーは何人くらいでどういう役割分担なんですか?

Andy いま人数は6人いて、ひとりは兼務でWebのプロジェクトに行っているんですけど、6人でAndroid開発をやっています。

Steve 兼務なのがHalか。フロントエンドと兼務しているんですね。

Andy そうですね。主にAndroidアプリを開発しているのが5人って形ですね。

Steve その5人の役割とかあるんですか?

Andy 役割がそれほど決まってはないんですけど、基本的にみんながそれぞれのプロジェクトに分かれてプロダクト開発をしているって感じで。僕がたまに基盤改善で「こういうことをこうやって変えませんか?」みたいなことをやってます。

Steve わりとそこら辺はAndyが旗をふって。

Andy そうですね。基本的に我慢ならないときがあって(笑)。「これこう変えちゃいましょう」みたいな感じで提案出してみんなで話し合って、「じゃそれでやっていこう」って決めて。

Steve 社内用語ですが……「重戦車感」の強いチームだと思うんですけどAndroidは。そういうチームでゴリっとAndyがやってくコツとかあるんですか?

Andy みんなの開発を邪魔しないようにできるだけ受け入れやすい形で、徐々に徐々に変えていくみたいな感じですかね。

Steve わりと優しいアプローチでやっているわけですね。

Andy トップダウンにするとやり方に対するキャッチアップが必要だったりして、わりとプロダクト思考でみんな開発をゴリゴリ進めているので、そこを邪魔しないように徐々に徐々にみたいなアプローチをやってます。そこを無理やりやろうとすると(重戦車に)轢かれちゃうんで。

Steve こっちが怪我しますね(笑)。

Andy はい、整備していくくらいの気持ちでやってますね。

コミュニケーションの工夫にAmong Us

Steve Justinから見て気になることってありますか?

Justin 役割分担の話だと、結構みんな得意とする分野がそれぞれ違う、それぞれあるのかなと思っていて。たとえばRioだとマーケティングとかUXとかグロースとか。OKRの導入を推進してくれたのもRioですよね。プロダクトを成長するってことにコミットしながらAndroidアプリも開発している。

vol.008「ユーザーインタビューのポイント」——TimeTreeラヂオ

Edgarは重戦車のひとりだと思うんですけど(笑)、広告プロダクトの開発をものすごい速度で、それこそ「轢かれる」みたいな話もありましたけど。それぐらいの勢いで開発していたりとか。それぞれみんな個性が専門性もそれぞれあって活躍されている印象はありますね。

Steve Andyはわりと「組織開発」みたいなところにも触手が伸びていて、そこらへん前職で経験があるっていうのも以前のインタビューで伺っていて。そこらへんのアプローチがうまいなって思ってます。

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Andy 見様見真似でやってます(笑)。

Steve いまの話でも優しく協業してく、とか。あとは、Androidチームの普段の取り組みとか、最近力を入れていることで。これはJustinからかな、いろいろ気になることがあるんですってトピックを出してもらったんですけど。僕が入社以来気になっているのが「アレ」っていう……。

Andy 「アレ」っていうのは僕も入社時から「アレ」だったんですけど。まあ、いわゆる定例MTGのことですね。週に1回の。「今週のアレ」ってみんなに言っていて。

Steve 最初絶対に知られたくないミーティングだからみんな隠語で「アレ」って言ってるのかなって思ってた。

Andy (Androidチームは)ちょっと隠れてる感ありますねやっぱ。恥ずかしがり屋が多いみたいで。

Steve 最近ようやくね、team-androidってチャネルがオープンになったりとか。

Andy そうですね、前までチームのSlackがプライベートで(笑)。Androidチームだけ隠れていたんですけど。恥ずかしがり屋なところもありつつ、ユーモアもたぶんあると思うんですよね。

Steve ほかにみんなの集いってあるんですか?

Andy 定例の後にみんなでAmong Usやってますね。親睦を深めるために。

Justin 僕も読んでもらったことありますが、リモートワークになってみんなプロジェクトに分かれて、同じAndroidチームとか、僕はバックエンドですけど、同じチームで仕事をしていてもコミュニケーションを取る機会が結構すくなくて。そういう意味でもAmong Usとかそういうタイミングがうまくつくれると良いなと思って。昔は飲み会とかよくやってチームビルディングするとかありましたけど、最近だとちょっとやり難いとか。Andyもそうですけど子育てしている人が夜に時間取るの難しかったりしますし。こういうの業務時間中にできるのすごく良いですよね。

Androidチームに起きたある事件とは……!?

Andy あまりにもコミュニケーションが減ってきちゃって、1回事件がありまして……。

Steve おお!? 今日の目玉か。

Andy 新しく入ったJinってメンバーがいるんですけど、歓迎会をしようって話になって……。

Steve (笑) その話か!

Justin 今半ですね。

Andy 今半ですね。今半で豪華にやりましょうって言ったんですね。その頃はまだSlackでしかほとんどコミュニケーションを取ってなくて、対面でコミュニケーションってほとんど取ってなかったので。多分聞きづらかったのか、単純に今半の場所がわかってなかったのか、「人形町 今半」なので人形町の方に行っちゃったんですね。オフィスのすぐ近くにあるんですけど。「あーちがうちがう、そっちじゃないよー!」って話になって。1時間くらい待っていたらようやく来たっていう……。面白くはあるんですけど、オンボーディングとしては良くないなあって思って。

Steve 事件というか、コミュニケーション不足がそういうハプニングで顕在化したって感じですよね。

Andy そんなこともあって、Among Usであったり、オフィスデーもつくって対面のコミュニケーションが減ってきているから月に1回くらいオフィスに来て、集まって話したりいつもの定例を対面でやりましょうみたいな感じで。

Steve あとJustinが気になっていた本を読むやつ。

Justin 輪読会を最近はじめたってことで。チーム開発に関する本ですよね?

Andy そうですね! 『チームで育てるAndroidアプリ設計』って本を買ってチームで1章ずつ代わりながら読む会をしています。

Justin きっかけってなんですか?

Andy 僕が買って読んでみて結構良かったのでみんなにも読んでほしいなって感じで。まとめて内容を話すのは簡単なんですけど、実際に読んでみた方が学びもあるだろうし、そこで生まれる対話とかいろいろな意見があると思うので。そういった話も聞いてみたいなってことで、まるっと読み上げるだけの輪読会を。

Steve EdgarとかJinも同じ日本語のテキストでみんなで読み合って勉強しているって感じなんですね。

Andy 普段そういった物事に対する意見ってなかなか出す機会がなかったり、意識合わせする機会もないのでできたら良いなって。

Justin 誰かが「これやりたい」ってある種力技で問題を解決するってスタイルももちろんあると思うですけど。今のAndroidチームの開発の進め方って、みんなでうまく協調しながらレベルアップをしていこうっていう目線が入っていて。TimeTreeの尊重とか学習とかコアバルリューありますけど、そういったものがうまく具現化したような。

Andy まさに尊重という感じですね。みんなスキル差があるわけではなくて、みんなプロダクト開発に向かっているっていうところがあるので。基盤開発とかは、なかなかプロダクト開発が優先になりがちだったりするんですけど、でも疎かにしたいとも思ってないので。そこはお互いの優先順位を確かめ合いながら、ゆっくりでも徐々に進めていくって形でやってますね。トップダウンで押し付けるのはやっぱり違うなっていう感じ。

Justin チームで育てるAndroid開発って感じですね!

Andy 実践中ですね!

Steve 綺麗にまとまったから今日はこのくらいにしておきますか!

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