ブログ

2022年3月8日

どんな仲間と一緒に働きたい?——TimeTreeラヂオ vol.025

TimeTreeラヂオポッドキャスト

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。

テーマは「どんな仲間と一緒に働きたい?」の話。

User RelationのHazel、CEOのFred @preface 、PRのSteve @ShinyaWatanabe_ の3人で話しました!

ラヂオを聴く👂🏻

ラヂオを読む📝

配信の内容を文章でお読みになりたい方はこのままお進みください!


(03:24〜)

どんな仲間と一緒に働きたい?

Steve 今回はHazel持ち込み企画でお送りします。そのテーマは、Fredとかタイムツリーのメンバーが、採用の場面とかで新しい仲間を迎え入れるにあたって、どういう視点でメンバーを見ているのかとか、どういう人に入ってもらいたいと思って面接してるのかなという話を聞いていきたいと思ってます。ではさっそくマイクをHazelにお渡しして、はい。いろいろ聞きたいことがあるんですよね、Fredに。

Hazel そうです。なんかずっと前にタイムツリーを知ったときから気になっていて、Fredが思う、こういう人と働きたいなって人ってどういう人なのかなというのが気になってました。

Steve ちなみにごめんなさい。Hazelのちょっと紹介をしないとですね。Hazelが何者なのか。今年の4月に入社予定の(新卒採用やってないんですけど、いわゆる括りとして新卒)新しいメンバーということで、昨年の秋頃からパートタイムで働いてくれています。

Fred 働きたいなって思う人。なんかやっぱ相性ってすごいあると思うんで、会社と人の相性なんで、タイムツリーに合う人っていうことになりますね。僕個人としては、好奇心があって、なぜなのかみたいなことをよく考える人というのが大きいですかね。タイムツリーのコアバリューにも「Why」っていう「なぜやるのか」っていうとこにこだわるっていうのもあるし、好奇心って意味では「学習」っていうコアバリューがあって、わかんないことだらけだけど、なんかそれで怖がっちゃうよりは、いろいろ試して面白がろうっていうのがあるけど、その辺に関わるのかな。

Hazel たしかに学習って好奇心とも繋がってますね。 Fred そうですね。あともう一つは、他の人の意見を尊重できる人ですね。上手にディスカッションできるとか。なんかね、あんまり俺の意見!みたいなゴリ押しする人は苦手なのもあって。

Steve それぞれのプロジェクトで結構議論ベースで物事を進めることが多いですよね。誰かが叩き台を持ってくるんだけど、もうそれでやるって決めるんじゃなくて、これあるんだけどどうしよう?っていうのをみんなに相談しながら、その叩き台からどんどん変わっていって、議論をベースにしてっていうのがありますよね。そういう議論ができないと難しいかも。

Fred 議論も何ていうのかな、どっちが正しいかとか論破とかじゃ全然ないわけですよね。叩き台持ってくる人も、ここはいいと思ってるんだけど、でも逆にここがちょっとよくわかんなくてどうしたもんかなっていう不安だとか。そういうポイントも一緒に持ってきたりして、みんなで違う角度から意見当ててみたりとかして良いものにするとか。何かアイデアの強度を上げていくみたいな。そういうディスカッションが多いですね。

Hazelの疑問「なぜ私を採用したの?」

Hazel ちなみに今の、Fredがこういう人と働きたいっていう人の特徴って、なんとなくイメージつかめたんですけど、何で私を入れてくれたのかっていうところ? 今回そこがもう知りたいとこでした。

Fred 僕がひとりで決めてっていうものではないから、やっぱり組織として相談してっていうプロセスがあってですけど、元々の経緯を話すと、いわゆる新卒採用ってやってないんですよねタイムツリーは。またインターンっていうのも、募集してた時期もあるけど、結構ずっとやってないんですよね。そんなときにHazelから、インターン募集してませんか?みたいな連絡が「お問い合わせフォーム」から来て。

Hazel それしか連絡とる手段がありませんでした。

Fred それも結構前だよね、3年前とかそのぐらいじゃない?

Hazel そうですね、2018年。

Fred で、ごめんなさい今インターンはちょっと募集してないんですよねみたいに返して、そしたらまた次の年とかに連絡がきて。

Hazel いや同じ年です!(笑)私大学が地方なので、普段東京とか都内にいない分リモートになっちゃうのと、長期休みしかインターンできないと思ったので、長期休みの度に「インターンがありませんか?」っていうのを毎回聞くっていうことをしてました。

Steve すごいな。

Fred それだけでもすごいし、気になってたけど、その後コロナが流行りだして、世の中的にリモートワーク、うちは以前からリモートワークやってたけど、リモートワークが結構デフォルトみたいになって。そのときにもう1回来たんだよね。Hazelからお問い合わせが。

Hazel その間も何回も送ってました。(笑)

Fred なんかすいません。(笑)で、そのときHazelから「もう今どこもリモートだし、今だったら遠方でもあんま関係なくないですか?」みたいに言われて、それで面白いなこの人と思って。

Steve たしかにその粘り腰は、ちょっとびっくりしますよね。

Fred 何かそこにいろいろ詰まってるじゃないすか。今は世の中がどこもリモートですよねっていう世情と、あとだから前回断られた理由とは状況が違いますよね。それでちょっとさすがに会ってみようってなって、オンラインで話した感じですね。なんでこんなにインターン希望してくれるんですか?とか、そういう話をして。そっからどうなったんだっけ?

Hazel そこから、もう私も大学を卒業して就職活動っていうときに、インターンがダメっていうのは「学生で実際に業務できる時間が限られてる」っていうのも理由の一つとして考えられるかなと思っていたし、なおかつ新卒としてタイムツリーに入りたいと思っていたので、「インターンがダメなら新卒で入社はないですか?」ってまた聞きました。(笑)

Fred はあ。そうかそうか。それで社内で検討して、新卒の受け入れが今可能かどうかをいろんな人と話して、面接しようって話になったんですね。

Steve 壮大な経緯がありましたね!4年越しの。やっぱりFredの気に留まったのは異様なまでの粘り腰っていうところで、変わってるなこの人っていう引っかかりがあったんですかね。

Fred その粘りで気になっていて、でもこれは会おう!ってなったのは、リモートのときかな。うん。なんかそういうのって言ってみたら企画っていうか、正面玄関から何度も行くだけが、何ていうかな、いやなんか好きなんです。よく「サード・ドア」とか言うじゃないですか。ちょっと普通とは違うアプローチでチャンスを見つけるみたいな。サード・ドアは大好き。

Steve うん、わかりますわかります。

Hazel 一番最初も、SNSとかいろいろ全部見て、電話番号がないっていうことに気づいて。電話だったら話が弾んですぐ済むと思って。でも番号もないし、オフィスはあるけど、私は地方なので、実際にオフィスに突撃することもできないってなって。最終的にもうお問い合わせしかないってなって、お問い合わせフォームから連絡するっていう方法でした。

世の中とのズレから未来が生まれる

Fred なんでそこまでタイムツリーにこだわってくれたんですかね?

Hazel 元々ユーザーとして、アプリがすごく好きだったっていうのもありますし、そこからWebサイトを見る中で、さっきの質問と同じですね。私が多分「こういう人と働きたい」って思うような人の紹介もメッセージも全て、毎日この人たちに会いたいなって思った人たちがタイムリーに集まっていて。

Fred 泣きそうだよね...

Steve すごいね。そんなことがあるんだねぇ。

Hazel なので、最終面接のときもなんでそこまでっていうのを結構、同じようにいろんな方に聞かれる中で、毎日会いたくなりましたってずっと言っていて、タイムツリーに出会って、私ってこんなに一途なタイプなんだっていうのをすごく思いました。(笑)

Steve すごい。でもやっぱりこう話を聞いていくと、フィーリングは結構大事なんだなっていうね。スペックとかスキルとかっていうよりも、人として好きになれるかどうか。意外とね、言語化できないところにも人を見る視点ってありますねっていうまとめになりましたけど。

Fred やっぱりみんなどこか世の中とズレてるんですよね。ぴったりハマる人なんかいないはずですよね。もちろんHazelもSteveもズレてると思うけど、そのズレてるっていうそのズレが何ていうのかな、未来だと思うんですよ。もう今あるものって過去に必要とされて作られてたり、仕組みとかね、道具とか。でもそれは過去の要請であって、未来に応えうるか分からないわけですよね。だから、今の生き難さとかズレとかって、過去の要請にはフィットしてないだけで未来なんですよ。だからそのズレっていうのが活かせると未来が作れるので、どんなズレなのかなこの人はっていう。

Steve なるほどね。そのズレに可能性を見いだしてると。それを見定めている本人が一番ズレてるっていう可能性も?(笑)そういう視点で、だからズレは悪いことでもないってことですよね。

Fred 全然全然。ズレはポジティブなエネルギーですね。

Steve そのズレの方向性を探ったり確認したりみたいな作業が、あの面接の場なんですね、きっと。

Fred そうですね。

Steve なるほどと思います。だからどうズレてるかとかの条件があるわけじゃない。

Fred うん、そうです。どうズレてたら正しいとかいうことではないです。

Steve Hazel以上にちょっと僕今日、学んでしまいましたけど。

Hazel 2人学びを得た人がいるっていう。(笑)

Steve こんなところで今日は終わりにしますか。HazelとFredとお送りしました。ありがとうございました。

Hazel, Fred ありがとうございました!

関連トーク

TimeTreeラヂオ 📻

「TimeTreeラヂオ」はTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することも、そうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。ご意見・ご感想・話してほしいテーマなどがあれば、Twitterハッシュタグ #TimeTreeラヂオ か 番組のお便りフォーム でお待ちしてます。

過去の配信はこちらから聴けます