「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。
テーマは「海外シェアを伸ばすためにやっていること」。
CEOのFred @preface 、PRのSteve @ShinyaWatanabe_ で話しました!
ラヂオを聴く👂🏻
ラヂオを読む📝
配信の内容を文章でお読みになりたい方はこのままお進みください!
(01:56〜)
日本語、英語、韓国語の3ヶ国語からはじまったTimeTree
Steve じゃあ、今回の放送は、前回TimeTreeの4000万ユーザー、登録ユーザー突破するかもみたいな機運のときに、今までどうやってユーザーさんを増やしていったのかっていう内情、内訳をちょっと紹介してみました。
前回放送
今回は海外編ということで、TimeTreeが海外シェアもおかげさまで伸びてはいるんですが、海外シェアを伸ばすために何をしてきたのかとか、どういう出来事が今まであったのかとか、そのあたりの内情を簡単にご紹介したいなと思ってます。
Fred はい。海外は、まず最初は英語対応ぐらいはしてたんですよね。
Steve じゃあ、日、英……。
Fred あと韓国語かな。最初の頃に気をつけたのは、共有前提だから絶対URLとか、何かで送るじゃないですか。一緒に使おうよってメッセンジャーで送るから、どのメッセンジャーを使うかが国ごとに結構違うので、国ごとのメッセンジャーの利用ナンバーワンを調べて出てくるようにしましたね。
Steve なるほど。
Fred 共有、URL送ろうっていったときに出てくるようにして、例えば、日本だとLINEが表示されるし、韓国だったらカカオトークとか、中国だったらWeChatとか、とかとか。この辺はちゃんとやったりとかですかね。
あとは、App Storeで結構紹介してもらうことが増えてきて、その紹介してもらった国の言語対応どんどん増やしていったら、割と早い段階で13カ国語とかなった感じですね。
Steve そうですね、今、13カ国語で結構幅広く対応していますね。あと、そのローカライズのプロジェクトを結構ユーザーさんが手伝ってくれてたりとかするんですよね。
Fred そうですね。
Steve 余談ですけど。
Fred 最初の頃は、クラウド翻訳サービスっていうところで、ちょっともうクオリティとか僕らわからないけど、割とスピーディに安くやってもらえるところで、いろんな言語翻訳してたんですけど。結構、各国のユーザーさんから、ここおかしいよってくるんですよね。言葉、ここの言い回しおかしいよとか。
で、2年くらい前とかですかね、そういう各国のユーザーさんと一緒に翻訳を手伝ってもらって、全体的にクオリティをちゃんとするっていうのをやりましたね。
Steve やりました。すごかったなあ。
関連記事
App Storeのフィーチャーで海外利用がじわじわ広がる
Fred 最初の頃に戻すと、海外で紹介するすべなんかないから、やっぱApp Storeで紹介してもらったっていうのがすごくおっきくって。
iPhone、iOSって、毎年秋に新しいバージョン出るじゃないですか。iPhoneとか、Apple Watchとかも新しいの出たりとかして、そういうとき、新しい機能とか、デバイスとかって、すごいAppleさんもプッシュするので。僕らとしては、結構最初の段階で、Apple Watchに対応するとか、何かiOSの新しいウィジェットに対応するとか、そういうことを結構やってきたんですよね。
そうすると、iPhoneアプリはめちゃくちゃいっぱいあるけど、最初のときのApple Watchのアプリとかは、そんな数がないから、その中で紹介して取り上げてもらいやすいとかっていうのがあったのかなっていう感じですね。なので、そこは意識して対応して、いろんな国で紹介してもらってっていうのが、最初大きかったのかな。台湾とかシンガポールとかでユーザーさん増えたのは、そこが結構おっきい気がしますね。
あと、国で言うと、ドイツとか、アメリカとかのユーザーさんが多いんですけど、ドイツはドイツの中のデュッセルドルフっていう街があって、そこはヨーロッパ中で一番日本人が多い日本人コミュニティ、日本人街というか、いろんな企業のヨーロッパ支社とかあるじゃないですか。そういう方々のファミリーとかが住む街らしくって、最初日本でTimeTreeが伸びたあと、海外在住の日本人の方、ヨーロッパだとドイツのデュッセルドルフの方が、日本から波及して使い始めて、デュッセルドルフで増えて、そのあと、ベルリンとか。
Steve 現地の方々にも。じわじわと、っていう。
Fred ドイツはそんな感じでしたね。
Steve あと最近で言うと、アメリカとか、アメリカも広いですけど、アメリカとかだと、TikTokが結構要因でシェアが広がったっていうのありますね。
Fred アメリカは、去年の夏休み前、夏休みにTikTokですごいがーっとバズって、女子高生の方、女子大生の方とかが、仲よしグループで夏休みの予定こうやって共有してるよ、私たちはっていうのを、TikTokで上げたのが、みんな真似してというか。
同じフォーマットで投稿し始めていうのですね。あれは何か仕掛けたかというと、何もしてない、偶発的なことなんで何かね。でも、そのおかげで、今年もやっぱ夏休みといえばTimeTreeみたいな感じがちょっとできつつあって、今年もまたアメリカでもイギリスでもユーザーさん増えて、今年は、ノルウェーで。
Steve びっくりしましたね、あれは。
Fred ノルウェー語の投稿がまたちょっとバズったりして、それきっかけで、ノルウェーのApp Store総合ランキングで1位になったりしましたね。そこもやっぱり、
Steve ノルウェーも、アメリカのときと割と似たようなフォーマットというか、
Fred そうですね、うん。
Steve 投稿の中で自分のTikTokの使い方を紹介しながら、このアプリを、
Fred TimeTreeのみたいなね。あれ、結構、TimeTreeのこんなアプリあるんだよっていう紹介しつつ、私たちこんな充実してるというか、忙しいんだよっていう、そういうちょっとニュアンスもありそうな感じでしたね。
関連放送
Steve そうですね。
ユーザーさんとの持続的な関係づくり
Fred あとは、そこはまあラッキーというか、偶発的な出来事だったけど、そのあと何かつなげられないかなって思って、去年、そのTikTok投稿してくれた方の中で、ユーザーさんとつながって、そのままインターンとしてお手伝いしてもらったりしてて。
そこでいろんな海外での適したマーケティング、ユーザーリレーションの手法とか、一緒に考えて、アンバサダープログラムというのを始めましたね。海外在住でTikTokとかインスタとかやってる方、結構活動的にやっているユーザーさんに、アンバサダーなってくれませんかって募集をして、応募があった方々に、TimeTreeの私こう使ってるよとかを投稿してもらうとか。そういう協力をお願いする、宣伝、TimeTreeを広める協力をお願いするっていうアンバサダープログラム。
Steve すごい皆さん前のめりにご協力いただいて、
Fred そうですね。また投稿がすごいこってて、すてきな投稿が多かったりとかですね。このアンバサダー、こうやってよかったなって思うのは、宣伝お願いします、はい、終わりじゃなくて。
皆さんもすごい熱量もあるし、どう使ってるかとか、いろいろ教えてもらえるし、僕らがいろんな国のユーザーさんの理解をする、そして何か関係性を作るっていうことにつながっていて、すごくいいなって思ってました。
Steve 何かそのあと、また主にこういう企画進めてるの、ユーザーリレーションチームのグローバル担当してるメンバーなんですけど、ユーザーインタビューとかにつなげて、またさらに詳しく聞いたりとか、それをまたコンテンツにしてアプリ内で紹介したりとか、循環してますよね。
Fred そうですね。前回お話しした、どうやってユーザー数を伸ばしたかみたいなので、いろんな使い方を紹介するほど、ユーザーさんも深く使ってくれるし、また新しい人を呼んでくれる、一緒に使おうよって呼んでくれるっていうような話しましたけど、海外もおんなじで、海外もいろんな使い方をヒアリングして、コンテンツにして、ほかのユーザーさんに紹介するっていうのをやってますね。
Steve だからTimeTreeの場合は、お金をかけてがーっとやるというよりは、結構地道に地道に長い年月もかけて、じっくりやってるというのは特徴かもしれないですね。何か海外は本当に突然バズったりとかして面白いですよね、見てて。
Fred そうですね。何かよく、こないだのTikTokみたいなんじゃなくても、何か急にどこどこの国で増えたって話。で、みんなで調べたら、有名なYouTuberの人が紹介してくれてたりとか、そういうのがちょいちょいあって、そのたびに特定ファンが動くっていう。
Steve とってもありがたい。ということで、まあまだまだ多分海外も僕ら手をかけるというか、強化できるとこはいっぱいあると思うので、また今後も海外グロース施策というんですか、そういうものも知見がたまってきたら、発信したいと思っております。
Fred はい。
Steve 2回にわたってお送りしましたが、今回はTimeTreeが海外シェアを伸ばすためにやっていることの簡単なご紹介でした。ありがとうございます。
Fred ありがとうございました。
関連トーク
TimeTreeラヂオ 📻
「TimeTreeラヂオ」はTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することも、そうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。ご意見・ご感想・話してほしいテーマなどがあれば、Twitterハッシュタグ #TimeTreeラヂオ か 番組のお便りフォーム でお待ちしてます。