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「お互いの考えを理解し合う」ことが大前提——バックエンドエンジニア Zealeのコミュニケーション術

カレンダー形式でイベント情報を発信でき、ユーザーがそれをフォローすると自分のカレンダーにイベント予定が表示される「公開カレンダー」。TimeTreeと“カレンダーの外”をつなげる試みのひとつです。

今回は公開カレンダーチームのプロジェクトリードを務める里見(Zeale)に、プロジェクトでの働き方とコミュニケーションについて聴きました。

話を聴いたメンバー 里見 玲爾 バックエンドエンジニア TimeTreeでのニックネームはZeale(ジール)。ヤフー株式会社に新卒入社し、数多くのサービスのシステム運用に携わる。カカオジャパンやワイズ・スポーツ株式会社への出向を経て2018年11月にTimeTreeに入社。現在は公開カレンダーをはじめ複数の社内プロジェクトのリード役を務める。 インタビュー:渡部 晋也(Steve) テキスト:内島 美佳

「挑戦が必要」と決意して大企業からTimeTreeへ

——はじめに打診をしてからずいぶん時間が空いてしまったけど、やっとZealeに話を聴けて嬉しいです! まず自己紹介からお願いします。

バックエンドエンジニアのZeale(ジール)です。ニックネームは昔ゲームで使っていたハンドルネームからつけました。

TimeTreeに入社したのは2018年11月、約2年前ですね。その前の会社でも10年近くエンジニアとして働いていました。

——Zealeのエンジニア遍歴を教えてください!

結構いろいろやりましたよ。最初はネットワークやサーバーなど、インフラ周りのシステム運用を5年くらいやっていました。

そのうちにサービスやプロダクト作りにも関わりたいと思うようになり、タイミングよく機会をもらえてWebエンジニアとして開発にも入りました。それ以降、Androidのエンジニアもやったし、企画やマネジメントなどのエンジニアではない業務も経験したことがあります。

僕に限らず、エンジニアはいろいろな領域の経験がある人が多いですよね。

——サービスやプロダクト作りにも関わりたいと思うようになったのは、なにかきっかけがあったんですか?

単純にサービス開発にも挑戦してみたいなと思ったんです。縁の下の力持ち的な役割は自分に向いてはいるけど、なにかを作ってユーザーに届けることができるサービス開発に対するうらやましさも正直ありました。

——なるほど。そうやって前職で自分の領域を広げていき、2018年にTimeTreeにバックエンドエンジニアとして入社というわけですね。どういう経緯で入社したんですか?

TimeTreeの創業メンバーが起業する前、僕は彼らと同じ職場の違うチームにいたんです。だから面識はあったし、起業したと聞いて陰ながら応援していました。アプリのリリース時にはオフィスに遊びにも行ったし。

それからちょっとして(CEOの)Fredと食事をした時に誘ってもらったんですが、前職の社内で異動してすぐだったのでその時は行かなかったんです。ベンチャーでやっていくことに不安もあったし、自分の中でしっくりきていなかったのもありました。

それから結婚して子供もできて将来設計を真剣に考えたときに、「挑戦が必要だ」という結論に達しました。ありがたいことにFredからは期間を空けて再度声をかけてもらえていたので、そういう声がかかるということが自信になって心理的障壁が少し下がったんですね。それで、TimeTreeに転職することにしました。

プロジェクトリードとして前例のない道を進む醍醐味

——TimeTreeに入ってからはどんなことをしてきたんですか?

最初はバックエンドの開発を担当しました。開発環境が違うので、勉強し直しですよね。その後は前の会社でセキュリティ領域を担当していた経験を活かして、セキュリティチームに入りました。

セキュリティチームのプロジェクト振り返り資料に「次にやること:Zealeをチームに呼ぶ」って書いてあって(笑)。僕が貢献できる部分があるならぜひ、と。大企業でのセキュリティ対策の知識やプロジェクトマネジメントの経験は、今も役に立っています。

——心強いですよね! 今ではさらに役割が増えていますよね。今Zealeが担っている領域はどのあたりですか?

セキュリティチームのリード役に加え、公開カレンダーのリード役とWeb版TimeTreeのリード役もしています。直近で一番「力を入れないと」と思っているのは、公開カレンダーですね。

——これから大きなリリースが控えていますからね(※インタビューは9月中旬)。アプリ自体ができる前に「TimeTreeのコアプロダクトを現在の共有カレンダーにするか公開カレンダーにするか」の議論があったくらい、公開カレンダーはTimeTreeにとって大事なものだとFredから聞きました。

そうですね。じつは、ほかのプロジェクトに集中していた時期があって、今年に入ってから一度方向性を見直すことになったんですよ。そのタイミングで僕がリード役になりました。保留にしたものをどうリスタートするかは結構悩みましたが、現時点での僕たちなりの解がリリースへ向けて形になってきています。

まだまだ成長するための土台を作っているところなので、どんなふうに作り上げていくかは試行錯誤の段階です。なにかとっかかりを見つけて、成功の糸口をつかみたいですね。

——TimeTreeはプロジェクトにアサインされる場合と自分から手を挙げる場合がありますよね。Zealeが公開カレンダーのリードになった経緯を教えてください。

両方ですね。Fredと再始動の話をする中でアサインをどうするかの相談もしましたし、自分にも「やってみたい」という意思がありました。開発のリード役は、自分の中で挑戦してみたいことのひとつだったんです。

手を動かす以外にもサービスやプロダクトへの関わり方はたくさんあるし、できることはなんでも挑戦してみようと思っています。自分がやったことがきっかけになって、社内外に様々なシナジーが生まれて物事がうまく回るようにできればいいですね。

——公開カレンダープロジェクトで、Zealeが力を入れていることはありますか?

チーム内のコミュニケーションですね。プロジェクトリードとして自分の中である程度決めていくべきことと、みんなを巻き込んで議論しながら進めていくべきことの線引きは、すごく気を使っています。

カレンダー形式で予定の発信者とユーザーを繋ぐサービスって他にないので、どんな形でサービスを育てるか事例や見本がありません。だから、考えないといけないことがめちゃめちゃ多いんですよね。

そこはもちろんチームで議論して決めていきますが、スピード感を持って進めるのも大事です。あまりにも広い風呂敷をみんなに投げても、時間がかかりすぎてしまいますから。

カレンダー形式でだれでも簡単に予定情報を発信できる「TimeTree 公開カレンダー」

丁寧だけどまわりくどくないZealeの「適当」なコミュニケーション

——プロジェクトリードは色々なメンバーと関わりがあります。チームワークの面で心がけていることはありますか?

とにかくみんなの話に耳を傾けて、しっかり意見を聴いてから物事を進めるようにしています。僕だけじゃなくてTimeTreeの人はみんなそうですよね。この会社に来たから余計に意識するようになった気がします。

僕はある程度の自分のイメージを作って準備してから、みんなの意見を聴いてくっつけていくことが多いです。

——Zealeも他のみんなも、「話を聴くこと」をとても大切にしてますよね。

人間同士ですから、それぞれ考えや思っていることがあります。やはり「お互いの考えを理解し合う」のがコミュニケーションの大前提です。それがないまま理論や理屈だけで物事を進めてしまうと、コミュニケーションが無機質になってしまう。話を聴くことはお互いの考えを理解するための第一歩です。

コミュニケーション自体を楽しむには、場の雰囲気やメンバーの関係性も重要ですよね。冗談を言いながら仕事をするのも大事だと思っています。

——確かにZealeはコミュニケーションがすごく丁寧ですよね! 丁寧だけどまわりくどくない。Slackでなにかを説明してくれる時もわかりやすく簡潔なので、見習いたいと思っています。

「気持ちいい会話」や「過不足ない表現」を心がけています。受け手に適切に伝えるには、余計な情報が多すぎても少なすぎてもだめ。僕は文章が長くなりがちなので、余計な部分を削って何度も調整しています。最も理解されやすく適切に伝わる表現ができたときは、達成感がありますね。

僕の好きな言葉は「適当」です。「ラフに」っていう意味もあるけど、「適切に」っていう意味もあります。二つの意味を持っているのが好きなんです。僕自身も普段はラフに生きていますが、やるときは適切にやろうと思っています。

——「気持ちいい会話」や「過不足ない表現」を意識し始めたきっかけは何だったんですか?

前職で企画をやってた時に、営業・編集・デザイナーなど全然違うバックボーンの人たちと仕事をする機会がありました。それまでは自分の知っている語彙で話せばよかったのですが、前提知識が違うとそうはいきません。前提知識を共有していなくてもわかる表現を意識するようになったのはその頃です。

——それだけコミュニケーションを大事にしていると、リモートワークに課題を感じることもありますか?

やりづらさはありますね。僕はツッコミタイプだけど、オンラインだとラグがあるからツッコミの間が白けた感じになってしまうこともあるじゃないですか。それがこわくてあたりさわりのない普通の会話になってしまったり。

リモートワークでいかに冗談を交えた気持ちいい会話をするかは、今後の課題ですね。

くすっとできる遊び心を忘れずに楽しみながら働ける環境

——TimeTreeに入って変わったことはありますか?

セキュリティチームに入って、個人のプライバシーや法律に対する意識が大きく変わりました。前職でもセキュリティに携わったことはありますが、個人の予定はなんでも入力できるので、特にたくさんの個人情報が含まれています。自分の情報だけではなく、相手の名前や連絡先、住所をメモしておくこともありますよね。

それらを保護するためにはプライバシーや法律に対する理解を深めることが大事だと、この1年くらいで改めて強く思いました。

——そこは会社全体としても考えていかなければならない部分ですね。TimeTreeで一番影響を受けたメンバーは誰ですか?

関わりの多いLouisですかね。人の話をしっかり聴いて、受け止めたうえで結論を出す。その姿勢はこれからも学びたいと思います。

それとは別に(CCOの)Frodoのことは、ポジティブな意味で「どうしたらそういう言葉が出てくるのだろう」といつも不思議に思っています。プロダクトの力と現場のメンバーを信じきって、メンバー自身を鼓舞するような言葉をくれるんですよね。

「僕が同じ立場だったらその発言はできないな」と思うことが多々あります。「この人、経営陣だよな!?」とこっちが驚くような、現場に近い意見とかね。TimeTreeの人たちは現場だからとか経営陣だからとか、あまり気にしてないとは思いますが。

——みんなのことをよく見ていますよね。1 on 1ミーティングでも、Frodoからはメンバーの話がたくさん出てきます。最後に、Zealeが今後一緒に働きたいと思うメンバー像を教えてください。

相手の意見に敬意を払って接することができて、且つ向上心をもって色々挑戦できる人ですかね。お互い考え方が異なる前提で一緒に働いているので、考え方が違ってもその人自身を批判しない。TimeTreeの他のメンバーもみんなそうなので、同じタイプの人にとっては働きやすい環境だと思います。

あとは遊び心を忘れず、楽しく働ける人。「楽しい」ってすごく大事です。いつでも「くすっとできるようななにか」を忘れない人は、TimeTreeに合っていると思います。

——仕事の話をしていても、くすっと笑ってしまうことは多いですよね。今日はありがとうございました!

オフィスで「人狼ゲーム」をやっているZeale(写真中央)

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